あとましーん

SIerで働き、外出で何か美味しいものをさがし、節操なく興味のままに行動するアラサー男の備忘録です。

【映画レビュー】ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション ★★★

 
例によって、今更感のある映画レビューです。レンタルが始まって準新作になると借りてレビューする感じなので、公開から一年近く遅れますね。本国公開から言えば、日本公開もそのくらいずれていることもあるので、問題ないでしょう。はい。無理矢理自分を納得させることは得意です。
 
この映画、いつも通りの面白いスパイアクションでした。批判ではなくて、これにつきます。決して面白くないわけではなかったですが、群を抜いて面白いとは思わなかったです。
 
個人的に思ったこの作品の見所は5つ。
・撮影場所
・アクションシーンの多さ
・コミカル
・最新のテクノロジー
・シンプルなストーリー
 
 

撮影場所

カサブランカ、ウィーン、ロンドン、と有名な場所が多いですね。いかにも悪党のアジトという撮影場所は少なく、旅行で行ってみたいな、という場所で多く撮影してました。ウィーンもロンドンも綺麗で是非いってみたい。また、モロッコはアフリカの中でも街や景色が一番良くみえますね。間違いなく撮影コストがかかる場所で撮影されていて、どうだ!すごいだろ!感が伝わりました。次回作があるかは知りませんが、日本の電車車内や、朝のサラリーマンごった煮な品川や東京駅でも撮影してみて欲しいです。親近感が湧いて、絶対見ると思います。

 

アクションの連続

アクション映画なので、まぁアクションが多かったです。笑 よくある展開で、序盤に派手なアクション持ってくる、ちょっとストーリーが進む、また、大きめなアクション持ってくる、悪党退治に向けて長めのストーリーを練る、ラストの派手なアクション、のような流れですね。ちょっとストーリー進めてすぐアクションを挟むあたりが、飽きさせない工夫ですかね。
 
面白かったアクションは、モロッコの高原をバイクレースするところですかね。スピード感と景色がすごかった。対向車が沢山来るところも、スピード感を出すのに一味買ってました。もちろん、鉄砲撃ってばんばんばんや、肉弾戦のアクションもありました。
 
 

コミカル

コミカル俳優を起用していることからも、アクションの中にコミカルさを入れる工夫が見られました。前までこうだったっけ?
 
コミカルさの例で言えば、序盤の飛行機に掴まり中に入ろうとするシーンで、開けるドアを間違える等はその代表例でした。やりすぎると、またこの展開かとうんざりしますが適度だったので楽しめました。
 

最新のテクノロジー 

スマートメガネ、タブレットPC、コンタクトのPC?、3Dプリンター、割りと新しいIT技術か出てました。スパイ映画も進化しましたね。SFではなく、現代の技術で、一般人は持ってないですが最先端の専門家はもってるかも?というギリギリの設定。昔も携帯電話はそうでしたもんね。 攻殻機動隊のような未来ストーリーが、5年後あたりあるかもしれません。
 
 

シンプルなストーリー

悪の組織がいる。それを突き止める。このシンプルなストーリー。分かりやすくて好きです。あとは、鉄板ネタの爆弾カウントダウン。もちろんあります。これがないと、物足りないですね。笑 カウントダウンなので時間が一方的に減るにつれて緊張がたかまるのですが、本当に緊張させるのであれば、増えたり減ったりすると緊張感増しますね。あとは、風船が膨らんでボカンのようにビジュアル的な演出もつけたらさらに緊張感あります。
 
というあたりが面白かったです。うっすらとした記憶で、前評判が良くて今後のアクション映画の基準になるとまでかかれていたかと思いますが、そこまでか?というものでした。2時間10分は長かったなぁ。今回、一番驚いたのは、トム・クルーズがもう50代ということですね。
 

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