【優良企業紹介】【デザイン】優良企業ウェルビーの紹介と決算説明資料のデザインによる驚き
株や投資をやっている人は知っていると思いますが、ここ3週間ほどは各企業の四半期決算ラッシュです。今日はその中でウェルビーという会社の決算説明資料に驚いたので書こうと思います。ウェルビー自体の紹介や決算分析(感想)も含めながらやってみます。
今回の内容は、
・ウェルビー好業績。優良企業
・決算説明資料のデザインに驚き
についてです。
【ウェルビー好業績。優良企業】
ウェルビーってどんな会社?
一言で言うと、障害者の就職支援を提供している会社です。
業績はどうなの?
業績はどうなの?と言うと、以下の通りです。(バフェットコードより)
見事に右肩上がりです。めちゃめちゃ凄いです。年間の売り上げ成長率が20%と高く、さらに営業利益率も20%あります。ちなみに競合のLITALICOより10%も営業利益率が高いです。
そして、本日発表された2022年3月期2Qの決算も見事に増収増益でした。
何故ずっと右肩上がり?
なんでこんなに右肩上がりに成長するの?と思うかと思いますが、日本全国に障害者はいて、その人たちに支援をする為には日本全国に拠点が必要になります。ウェルビーは毎年拠点を増やしており、それにより利益が伸びています。
成長に限界来るのでは?
え、それだったら近々頭打ちになるんじゃないの?と思うかと思いますが、どうやらそんなことも無いようなんですね。厚生労働省・文部科学省によると障害者は増加・雇用率も増加ということです。たしかに、以前より障害認定される人は増えているような気がしますよね。実際、僕の母親もそうですし、普通に身近にいます。
その他、拠点自体の出店についても、2018年の証券リサーチセンターが発行したホリスティック企業レポートではこんな記載もありました。
全国に280拠点まで展開可能性ありとのことです。今が90拠点なので、皮算用で行くと3倍近くの出店余地があり、まだまだ拡大余地がありそうですね。
競合が参入するのでは?
これもホリスティック企業レポートからの引用ですが、報酬体系や有資格者の配置義務により、参入障壁が高いようです。
懸念は無いの・・・?
懸念が全くないわけでは当然なく、3年に1回の報酬体系改定により収入が減少する可能性があるようですが、2021年4月に実施された改定には同社はうまく対応予定で、むしろ収入を伸ばせそうとのことです。凄いなぁ。
1Qの決算説明資料では、こんな説明もしていました。
さらに将来に向けて新事業も立ち上げし、今期より結果が出始めています。これもいい着眼点だと思います。抜かりなし。ヘルスケアと障害者支援、相乗効果が狙えるように思えます。
ということで相当な優良企業だと思いますが、今回の決算説明資料はこれだけではないです。
【決算説明資料のデザインに驚き】
何に驚いたの?と一言で言うと、デザインです。1Qと2Qで全くテイストが変わっています。今日見ていて、あれ?こんな雰囲気だったかな?と思って1Qを見返したら、全く違ってました。
表紙から全然違ってます。
あれ?別会社・・・・?笑
2Qは目次も用意されて、かなり読みやすくなっています。
業績速報も全然違います。上が1Qで下が2Qです。相当印象変わりますね。
くどいですが、成長戦略の表現も違い過ぎて驚きました。上が1Q、下が2Qです。
そして極めつけはビジネスモデルの説明です。上が1Qで下が2Qです。
本当、笑うくらい違いますよね。かなりウェルビーへの印象が変わりました。前まではギリギリまで資料作成に追われていて余裕がない企業という印象でしたが、今回は余裕を持って色々な計画を緻密に実行する企業という印象を受けます。(言い過ぎ?)
きっとプロの方が作成されたのだろうなと思います。フォント・色使い・図の使い方・メッセージの伝え方全てが違っています。プロすげぇ。
同一企業の決算説明資料でここまでデザインによる差を見ることが無かったので、かなり驚きましたし、一般の人とプロによるデザインの差をまざまざと見せられて大変勉強になりました。
是非機会があれば、以下から見れますので、見比べてみてもらえたらと思います。