あとましーん

SIerで働き、外出で何か美味しいものをさがし、節操なく興味のままに行動するアラサー男の備忘録です。

【雑記】新規事業やスタートアップはパラレルワールドの出来事だと思っていた

2週間ぶりの出社です。気づくとこんなに時間が経っていたんですね。

今日は会議室でWeb会議に同席していました。

 

会議内容は2つです。

①新規事業開発 支援プログラム検討

②スタートアップ支援 各企業より状況報告

です。

 

①新規事業開発 支援プログラム検討

新規事業開発に向けた支援プログラムをコンサル会社より僕の部署が受領しており、それを全社で展開する為の検討会議でした。

支援プログラムって何ぞや?みんな臨機応変に対応するよ、って意見あると思いますが、

このプログラムは制約理論をもとに新規事業の検討STEPを整理しているらしく、その通りに実施することで事業計画書が出来上がるらしいです。

僕はまだ全く見てないのですが、本当だとすると凄そうですよね。

 

ちなみに、制約理論とはこんな感じです。

制約理論(TOC)とは、SCM(サプライチェーン・マネジメント)で用いられる理論の1つ。SCMを最適化する手法で、全体としてキャッシュフローを生み出すことを目的に、工程のボトルネックとなる工程に注目しスループットを最大化するための考え方。

 

たしかに、新規事業開発を実際にやれと言われるとどのように実施すべきか全くわからないです。

ぱっと考えると、何となくパワーポイントを作り、予算をもらえたらやってみる くらいに思っていました。

また、前職ではそこそこの役職にはついていましたが、事業開発にはほとんど縁が無かったです。

前職は利益率への拘りと先行投資を極限に実施しない風土だった為、新規事業開発は幻のポケモンでした。

まぁ、前職は既存事業がずっと仕事溢れの状態だった為、それも正しい判断だと思いますね。

現職では先行投資をして徐々に育てる風土があるように思えます。なので、実際に新規事業には縁があるかもしれません。

 

そしてこの支援をもとに、僕の部署が共同で活動できるプロジェクトを発足する目論見のようです。

否定したいわけではないのですが、他部署が全く求めていない・困っていない状況だとどうなるのかな・・・・と思ってしまいました。

 

 

②スタートアップ支援 各企業より状況報告

こちらは、現職が設備や考え方をスタートアップに提供し、一緒にスタートアップの製品やサービスを向上させるプロジェクトの状況報告です。

各スタートアップ企業より状況を報告してもらいました。

 

こういったプログラムは初めてなのですが、お金を提供しているのかと思いきや設備や考え方(人)のみのようです。

 

お金無くて何がいいの?お爺ちゃん・お婆ちゃんの家にはお金無いと行かないよ?(ごめんなさい)とか思うかと思いますが、それぞれメリットがあります。

現会社からすると、将来一緒に提供するケース・事業を買い取る可能性・社会的な貢献がメリットです。

一方、スタートアップ起業は一般的に使える設備が限られているので、大きい企業の設備を使用可能な点がメリットです。

 

こう見ると、Win-Winなプロジェクトですね。

ちなみに、アクセラレータープログラム(横文字やめてー・・・・)と正式には言うらしいです。

 

全然なじみが無い言葉なので、またまた調べました。

アクセラレータープログラムとは、こんな内容です。

ベンチャー企業や中小企業を対象に、アクセラレーターと呼ばれる支援者との定期的な面談(メンタリング)を通して、事業アイデアや新規ビジネスの検証・精査(ブラッシュアップ)を二人三脚で行っていく伴走型の支援(ハンズオン支援)です。

 

 

そんな支援の状況報告が、今日は9社よりありました。

基本は各企業からの報告に対し、元会社が行動力・発想力・社会的な貢献を褒めちぎりながら1社15分~20分ほどで発表会は進んでいきました。

 

いやー、色々ありますね。ネットニュースやTVで何となく知っていましたが、本当にスタートアップ企業の存在にリアリティを感じます。

 

聞いていてこんなことを思いました。

1.課題が明確にあり、それをもとに企業している

それはそうですよね。何となく企業はしないですよね。どの会社も、この点は明確でした。

今の世の中は便利だと思いますが、高齢者・妊婦・動物・環境 などのテーマで課題はまだまだあるんですね。

 

2.起業家の年齢・性別も様々

勝手な思い込みでは若くて行動力溢れる男性が多い印象でしたが、今回発表者は本当に世代・性別が様々でした。

50代もいれば20代もいます。起業に年齢は関係無いんですね。これは意外でした。

この点、自分でもまだまだ可能性があるって思えてきました。

 

3.競合の存在や参入障壁が分からず有望かどうか判断できない

きっと時間の兼ね合いで割愛したと思いますが、このあたりが状況報告では無かったです。なので、本当にその事業がいいか悪いかわからないですね。

内容だけ聞くと、全部有望な事業に思えます。

 

4.資料・ホームページのクオリティにばらつきが多い

例えばホームページです。HTMLの延長のようなホームページもあれば、大手の会社とそん色ないホームページもあります。

発表資料の見た目に関しても、得手不得手がはっきりと出ていました。

このあたりも支援の余地があると感じました。

 

今日の内容はこんなところです。