転職後入社初日の流れと感想
本日、新しい会社に入社しました。昨日まで前職で働いていて、気持ちを切り替える間もなかったです。前職とは異なる点が非常に多く、かなり刺激的でした。
今日の流れはざっくり言うと、
午前は会社に関するオリエンテーション、午後は配属部署や施設の紹介でした。
午前の部では、2時間半かけて以下の共有を受けました。
・ビジョン・バリュー・行動規範
・人事規定
・情報セキュリティ
・安全管理指針
いやー、こんなに違うんですね。
グループ理念・ビジョン・バリュー・行動規範が体系化され、A5のブックで配布されました。前職は理念すらなかったので、大違いです。数万人の社員がいると、ここまで体系化が必要かと感心しました。
また、人事規定が非常にオープンでした。興味深々でしたので細かく聞いていました。
特に違いを感じたのは、以下です。
・社内ポータルで掲示されている
・報酬・等級が示されている。
・高度専門職が明文化されている
・退職金がシステムでいつでも参照できる
・賞与の基準が明確に示されている
・評価の基準が示されている
基本、前職は何もかも秘密主義でした。人事規定は最初に紙で配布して以降は本人管理、報酬・等級への説明は皆無・評価への説明も皆無です。
それが全てオープンにされていました。
50代以降の昇給規定も記載されています。当然昇給幅は通常より下がるのですが、その点も隠さず記載しています。本当にオープンです。
これはどうなんでしょうね。オープンが故に点数稼ぎだけ上手な社員も現れて別の不満が出て来るかもしれませんが、それでも非常に刺激を受けました。
その他にも、保険強制加入・企業型年金・自己研鑽支援・公募人事・失効年休の積み立てでも大きな違いを感じました。
情報セキュリティや安全管理指針もA5のガイドブックになっていて、ほんとに体系化・明文化が徹底していますね。いやー、すごい。
午後は実際の部署に行き、配属施設の紹介と各部署の仕事説明を受けました。今日はこれだけです。正直、今日PCを配布されて設定が終わるくらいまで予想していたので、非常に緩やかな初日ですね。ちなみにPCは配布されましたが、アカウントが発行できていないということで明後日から設定自体を開始する予定です。
配属施設はフリーアドレスでコーヒードリップが無料でサービスされており、カフェのような職場です。お菓子も割安に購入できます。ダサおの僕には、このオシャレさにアウェイ感をひしひしと感じます。
配属部署に関する紹介は2時間ほど説明を受けました。全社を横断した遊軍部隊で、色々なプロジェクトに参画できる印象を持ちました。面白そうなプロジェクトが多く、ワクワクしました。不安もありますが、本当に面白そう。
その後、1時間半ほど雑談兼部署のルールを聞いていました。社内システム・会議体・報告方法等です。会議体ですが、週1回1.5時間の会議と月次の会議しか定義されていませんでした。前職は毎日8:00から会議をしており、その他定例での会議が盛りだくさんでしたので、おそらく10分の1以下に会議時間は減ります。また、在宅勤務が一般的であり、今日話した方は1か月に1度の出社と言われていました。マジすか。それだと全然馴染める気がしません。笑
他にもサテライトオフィスサービスと契約しており、身近な場所からテレワーク出来るので、非常に働きやすいと感じてます。
とはいえ、そんな緩々な面もあれば、逆の面も垣間見えました。各プロジェクト実施により、定量化した効果の報告が求められており、それが文化として根付いているように見えます。各部門長が月次で状況報告する資料を見せてもらったのですが、どれも基本的に定量化して報告しています。例えば、利益創出〇〇円、指定KPIが〇分の〇実施できている 等のように定量化しています。これが一般的なのかもしれませんが、前職の上司は定量化を全くしておらず、社内での社内売上の実績だけを追い求めていました。また、それを引き継いだ若手は定量化の文化が同様に無く、ママゴトのような改善活動を自己満足で続けていました。この部分は違いとして明らかに大きいと思います。そもそも部門長の存在意義を感じていたので、この定量化を見て、やはりこれが必要と改めて思っています。
そんな刺激多い一日で、7時過ぎに帰宅しました。
帰宅したら、息子から
・なぜ転職したのか
・どんなことを今後していくのか
と聞いてきました。
前までは説明がかなり難しかったのですが、それを身近な製品と紐づけながら伝えられることは幸せですね。そもそも、平日話が出来ることもありがたいです。
こういった刺激を受けた点は忘れないように明日以降もメモを残していきます。