あとましーん

SIerで働き、外出で何か美味しいものをさがし、節操なく興味のままに行動するアラサー男の備忘録です。

アメリカでM&Aに関わる人と会話する機会がありました。印象的だった6点について

ロコソラーレの予選突破、高木美帆さんの金メダル、おめでたいですねー。そんな中で僕は鼻の横に吹き出物が出てきて、ちょっと萎えております。まだ出るのか、吹き出物。しかも、なんでこんな場所に。。。。

 

今日も出社し、会議に5件参加をしました。その中でかなり刺激受けた内容がありましたので、今日はその件です。

 

今日はアメリカでヘルスケア企業のCEO補佐をしている方の話を聞く機会があり、6つ印象的な内容がありました。CEO補佐かつアメリカということで、非常にM&Aにも多くかかわりがあるようです。

 

①最近実施したM&Aでは、オファーがLinkedinのメールで買収先CEOから直接届いた。
えっ、そんな気軽に届くものなのですか・・・専門のコンサルやエージェント経由で来るものかと思いました。この案件、100億以上の買収金額なんですけど、そんな方法で来るんですね。かなり意外でした。

 

M&Aが当たり前の武器として使えるようになっている。
その中で、事業毎に成長性と劣化傾向は見える化が必須である。
劣化している場合には投資抑制・売却の検討を行う。

 

よく聞く内容ですが、本当にやっているんですね。

M&Aが当たり前の武器って、どう活動をすると身につくのでしょうか。僕が普通に生活していても絶対身につかない気がします。

 

③買収の指標を定めている。
・リーダーシップ 熱意
・1000億の市場規模
・技術やビジネスモデルのような差別化要素がある

で買収するかどうか判断する。

シナジーは追求しない。シナジーを考えると手持ちカードの幅から広がらない

 

明確で凄いと思います。シナジーを追求しない点はかなり意外でした。
市場規模の考慮、当然と言えば当然かもしれませんが、僕は専門外の分野なので単純に凄いと思いました。

 

グローバル化には海外の役員を増やせばいい
それも確かにそうですね。日本人だけでグローバル化も限界がありますね。
そう考えると、僕も外資で働くとグローバル化に貢献することになりますね。
転職する気はないですが、一つの憧れとして心に留めます。
英語の聞き取りできるように引き続き頑張ります。

 

⑤日本のヘルスケアビジネスは厚労省により値付けされるため、アメリカと事情が異なる。アメリカは高価格が許される市場である。

花王とオーケーストアの一見もそうですが、高価格が許されないと成長しないですよね。

 

⑥今後の成長に向けた優先順位マップを作成し、グループで共通理解の元進めている。

当たり前のことに見えますが、明文化して共有している企業は今まで見た事ありませんでした。買収戦略への優先順位等も記載されていました。一応50社以上の経営層と会話してきたつもりですが、見た事無かったです。これも単純に感心しました。

 

ということで、かなり刺激を受けた一日でした。専門外過ぎて、小学生のような単純な感想しか出てこないです。悔しいですね。でも、刺激はモチベーションになりますね。

 

今日はこのあたりで。